La cause...
美しい街パリ
夏の日の水際散歩は楽しい。
ですが、困ることも。
6月24日(木) (つまり私達夫婦の記念日) に、むすめの通う幼稚園がストライキで閉まってしまいました。
何週間か前には、むすめのクラスの担任の先生のみ、ストライキのためお休み。
あり得なーい!!
フランスといえば忘れてならない、このGrève(グレーヴ)と呼ばれる「ストライキ」。
フランスの歴史を語るときにも大切な要素となるものですが、時にこちら (ストライキに関わらない人) は
アタマを抱えることになります。電車・バス・メトロの関係者がストライキする日はとんでもないことに。
もう街は麻痺状態、人々もイライラ。これが数日間続くこともあり。
こちらはなすすべもなく、涙・涙で我慢。
その他にも、デモのグループが通る道は閉鎖されることになるのですが
それを知らずに外出すると「いつものバスが動いていない!通行止めだ!」
というようなことになり、約束時間に大幅に遅れ・・・。などなど。
最近では飛行機もストップしていましたね・・・。
「ストライキ」する権限はとても大切なものですが、時には「う~ん」となることも。
特にストライキ&デモの目的が「え?」だったりするとなおさら、です。
個人主義、個人主義なフランス人がこうして結束する姿も、さすがといえばさすが。
フランス革命前、パン屋のおかみ達がパリからヴェルサイユまで徒歩で抗議に向かったことからも
この国民が怒って結束すると、すごーいことになることが垣間見えますね(笑)。
というわけで、6月24日の記念日 (しつこい・笑) にむすめと
むすこを一日中、面倒みることになりました。
私が大切な記念日を完全に忘れてしまった要因がココに。
「静か」という文字は存在しなくなる一日。
おねーちゃんがいると興奮度さらに倍、なむすこ。
ぎゃーぎゃーと二人楽しく遊ぶ声が聞こえていましたが、フト気付くと部屋が静か。
ん?と思ってのぞくと、二人ともこの格好。
むすめはティアラにアクセサリー、むすこはなぜかキティちゃんのお風呂用ヘアバンド。
そしてキッチンで見つけたらしい、ラッパと化した「じょうご」を手に。
なんでやねん、の格好をした子供二人を相手に奮闘する母は
こうして記念日を忘れたのでした・・・(涙)。