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日本での上映から何年も過ぎた今頃になって
ずっと気になっていた「かもめ食堂」を観ました
心が洗われるような映画
「凛」という言葉がまさにふさわしい主人公の生き方
時間の過ごし方、モノ&人との関わり方
「丁寧に生きる」がテーマの私にとって、この映画はいつまでも
私のセンセイになってくれそうです。
一杯のお茶を丁寧に淹れ、一杯のご飯を丁寧に作って食べることが
明日への生きる活力になるのですよね。

そうした日常の、何でもない一動作が
後々になってキオクに残り、暖かい気持ちになれることがあります。
私の場合は母のキオク
何に関してもハイカラだった母は、(あの時代にしてはまだ珍しかった)大のコーヒー党
私も小さい頃から、朝は決まって牛乳たっぷりのカフェオレでした
でも週末の朝は特別で
キッチンからは、がりがりがり・・・とコーヒー豆を挽く音が聞こえ
BGMはいつもなぜか英語系の軽い音楽
そしてとっておきのサイフォンがテーブルの上にどどーんと登場
実験さながらのコーヒー豆&お湯の動きを見ながら
私の横で兄が「にっぽん沈没!!」
・・・時代ですねぇ。分かる方には分かる、かな?(笑)
私は儀式終了後のアルコールランプを消す係。
「理科で習ったから」と得意げに
今だに鮮明に覚えているコーヒーの香りと
何だか静寂なコーヒーを入れるひと時
いい思い出です。
母も「かもめ食堂」のサチエのように
秘密の呪文を唱えていたかも・・・?こぴ・るあっく。

私もいつの日か、恋に落ちそなコーヒーミルと出会って
週末になったら、がりがりがり・・・と何だか特別な朝食時間を持ちたい
コーヒーメーカーとは違う、コーヒーを「淹れる」あのひと時
サイフォンもいつか。

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「かもめ食堂」を観ながら
私の横にはチョコレートと一杯のコーヒー (しかもインスタントだったりする・苦笑)
美味しいんですけどね、コットドール。
願わくば、さささーっとシナモンロールでも焼けちゃう女性になりたいものです。

無理、か。
あはは。

何はともあれ「やっぱり猫が好き」と同じ
観ながら、じーんとしているのに
クスクス笑いが止まらない彼女達の演技は
やっぱり凄い。


追記
片桐はいりさんが握るおにぎりが固そうだと思ったのは
私だけではないハズ・・・笑