28 septembre 2010
Thème
ここ数年、年末年始に自分で掲げる「1年の目標」は変わっていません自分にとっては一生掲げてもいいかな、と思えるそのテーマは「丁寧に生活する」昨日も今日も、あぁついに今年も達成できなかったな・・・と反省するばかりそれは、一杯のお茶を丁寧に入れることだったりごはんやお菓子に合うお皿を使うことだったりたわいもないことなのだけれど雑に事をこなすばかりの日常は、やっぱりいつか心が寒々としてきてそんなとき、あ・・・テーマ忘れているし、と気付いたりして。 秋の夜長モードになってきた最近のパリ22時まで明るくテンションが高かった夏の夜ももうおしまいなので、最近は読書の秋。読んでいる本は、雑誌「暮らしの手帖」に掲載されていたエッセイ「すてきなあなたに」からの抜粋。昭和54年に出版されているこの本を読んでいると懐かしい昭和の雰囲気、そして著者の大橋鎮子さんの丁寧な日本語と語り口が眠る前のひとときに暖かくて。心豊かに生活するためのちょっとしたアイデアに溢れたこのエッセイはまさに「丁寧に生活する」ための教科書になりそうです。読んでいるだけで「丁寧に生活している気分」になれる本。気分に浸っているだけではいけませんが(笑)。...